相続税の計算法
(出典:ソウル経済 2002年10月23日)
10億ウォンを配偶者と2人の子供に相続すれば、相続税をどのくらい払わなければならないだろうか。
相続税を計算する時、配偶者控除、子女控除、基礎控除などの各種の控除を課税標準から引けば納付の税額が意外に少なくなる。
相続税の計算法はこのようになる。相続を受けた財産価格に、葬式費用と被相続人の債務、公課金(税金と公共料金など)、相続共済金などを除いた金額(課税標準)に、税率をかけると払わなければならない金額が出る。重要なのは相続税の控除の計算である。まず、すべての相続税には2億ウォンの基礎控除が受けられる。家業を相続する場合には追加で1億ウォンを控除できる。また配偶者は5億ウォン(来年から3億ウォン)の控除を受け、人的控除は子供(3000万ウォン)、と敬老者控除(3000万ウォン)などがある。とくに基礎控除(2億ウォン)と人的控除を合わせた金額を、項目別で控除を受ける代わり一概に5億ウォンの控除を受ける方法もある。人的控除額が全部で3億ウォン以下なら一括して控除を受けるのが有利である。金融財産を相続する時は、別途の共済制度がある。預金と積立金、信託、出資金などの金融資産に対しては、2億ウォンの限度内で、純金融財産(金融財産-金融負債)の20%まで控除を受けられる。相続税を自ら申告すれば10%を追加で控除できる。